スバル・デザイン??と思うね。

thom7gashima

2014年11月06日 13:28

全米で先行発売されて、大好評!という6代目レガシィが日本でも発売された。

2013年発表されたレガシィ・コンセプト

ほぼそのまま具現化したと言われるのが、”6th Regacy”だ。
発売と同時に北米を中心に大人気で、現在、日 米で増産中とか。たしかに、同クラスのカムリやアコードに比べると、フルタイム4駆、水平対抗エンジンなど、マネの出来ないテクノロジィが盛り込まれて、同じフルタイム4駆のライバル、アウディの半分近い価格設定で、堅牢さでのライバル、ボルボと同等以上の先進安全性を持つなど、日本車で珍しい”ブランド力”がポイントだ。従ってアメリカに"スバリスト"がどんどん増殖中、らしい。
でも、本家、日本のスバリストとしては、やや不満が残る。
何よりも、レガシィといえばTW(ツーリングワゴン)なのに、それが消滅!!SUVとしてのアウトパックはあるが、ツーリングワゴンがないのは、残念無念。
いくら日本版レガシィTW=”レボーグ”があっても、ツーリングワゴンのないレガシーは、
”ベンツのエンジンを積むスカG” 以上に、なさけないしさみしい。
それに、レガシィ・コンセプトにあった、この前衛的かつ繊細なフロント回りが、なぜか、もっさりとした造形になってるのも、ガックリだ。

↑これでいいんだよこれで。
ホンダの軽スポーツコンセプト=”S660”もしかりだけど、コンセプトカーから実車に移行するのは、かなり難しい作業のようだ。が、なんとかして欲しいな。スバリストとしてはね。

近頃マツダデザインが一世風靡セピア?だけど、マツダは、コンセプトカーから販売モデルへのチエンジが
見事だね。コンセプトカーとコンプリートカーの線引きが上手いのがマツダ。スバルは????だね。技術屋の富士重工と、ロータリーのマツダの違いかな。
ただ技術から湧き出るデザインは、グラフイックでない工業(インダストリアル)デザインの本質だから、技術屋さんのデザインが決して悪いわけじゃあない。見た目だけで判断するデザインを否定するのも見識だ。でも時代と共に変化するのもデザイン、と思う………。

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